唯識の思想 No1(無我)
横山紘一さんの本で唯識を学んでいます。 んー自分なんて確かに思いこみでしかないか。 ちょっとずつ、時間をかけてゆっくり学ぼー。
無我(むが) 自分は存在しない
「自分の手」手は存在するが、自分というのは言葉の響きがあるだけ。 確かにないな。
「自分の心」手と同様自分という言葉に対応するものを発見できない。
ピラミッドは、唯だそれを構成している岩石があるだけ。ピラミッドというものは存在しない。自分についても唯だ手や足、細胞、まさざまな心の働きがあるだけで、自分は存在しない。 =>なるほど、ピラミッドわかりやすい。
全ての存在の構成要素は、心の中に認識されて初めて成立するとしたのが「唯識」という思想。
=> 唯(た)だ識(しき)、すなわち心だけしか存在しない。
=>自分の周りに展開する様々な現象は、全て根本的心、すなわち阿頼耶識(あらやしき)から生じたもの、変化したものである。